■ 教員からのメッセージ ■
清光学院 歯科進級講座担当教員 浅澤 宏斗 vol.1
 進級試験や卒業試験そして国家試験で失敗するタイプは大きく二つに分けられる。一つは真面目に努力をせず何とかなると安易に考える怠慢者。もう一つはコツコツ努力するも結果に結びつかないタイプ。

 前者に対しては「頑張らない学習法」を勧めている。最小限の努力で最大限の結果を出そう、というのが私の口癖である。講義の中でも個別指導時にも話す事が多い。具体的に何をするのか、それは結果を意識し直接点数に結びつく事を考えるのである。ゴロ合わせを自作しゲーム感覚で知識を吸収していく事などは大変有用である。得意科目を強引に見つける事も成功の鍵かもしれない。「頑張らない学習法」で結果を出すには個人の性格や学習環境を考慮する事が大切。学習方法の立案は非常に重要だ。貴重な時間を削ってでも丁寧に行う事が肝要である。

 折角のやる気を教員や周りの者が踏み潰しているケースもある。当然悪気はない。それゆえに厄介なのである。「頑張らない学習法」で成功に導くためには指導者はどうあるべきなのか。実に簡単である。教員自身が楽しみながら教えれば良い。「何故こんな事もわからないのか・・」「試験に落ちるぞ・・」等のマイナス発言は指導熱心なあまり出てくることが多い。しかしそれは学生不在の偽善的指導と言わざるを得ない。少しずつでも実力をつけていく学生を前に、指導者自身もそれが純粋に楽しいと思えた時、学生の理解力は急上昇する。知識量は急速に増加する事となる。実際このような事例をたくさん見てきた。

 頑張らずに楽しく教えると、必ず結果が返ってくる。このことは確信しているのだが、残念ながら例外も存在する。コツコツ努力するも結果の出ないタイプの学生である。少数ではあるが、このようなタイプの学生に対する対策法は早急に必要である。良い方法があると信じて現在模索中である。(続く)