2016年度 東海大学医学部1年次後期 一般編入学試験の傾向と対策

最新の2015年度の問題を見ますと、以下のような傾向があります。
【適性】
例年とほぼ変わりなく、図形問題1題、数学領域の問題2題、資料解釈1題、文章問題1題、推論・分析1題、知識問題1題の計7題でした。

図形の問題に見られるように、近年は医師になったとき、実際に様々な角度から対象を見つめることができるような問題が必ず出るようになっています。一つ類題例を示しますと、次のようなものがあります。

(例)下図のような正八面体の展開図で、これを組み立てたとき、△EFGと平行な三角形はどれか。
時間をかけてじっくり考えれば解けると思いますが、東海大学医学部の編入学試験では、こうした問題をすぐに解法を思い浮かべられるレベルまで練習しておき、60分という短い時間の中で全問に対処できるようにしておく必要があるでしょう。

【英語】
大問5つによる構成で、文章読解4題、語彙問題1題という構成でした。目立った特徴は、
(1)例年出ていた計算問題が出題されなかったこと
ただ、これまで一度出なくなった範囲が復活出題されることはありますので、今後とも対策は必要でしょう。

(2)文章読解に「コドン表」に関する、生物学に関する内容が出ていたこと
これまでも医療統計学の内容など、医学の基本となる分野の理解を問う問題が英語で出ていましたので、今後もこの傾向は続くでしょう。

清光編入学院では、学士編入学時代以来、東海大学医学部編入学試験講座を開講してきました。長年の蓄積を基に、皆様に最適な学習指導を行います


東海大学医学部医学科一般編入学試験の特徴
東海大学医学部医学科一般編入学試験の特徴は、試験科目が少ないことはもちろん、高度な専門性は要求されないことにより、他学に比べ受験しやすく、文科系出身者の方にも対策しやすいという特徴があります。また、数少ない「一般編入学(学士の資格不要)」を実施している大学です。そのため、社会人、大学4年生に加えて、大学2年以上の在籍でも受験可能となり毎年かなりの方が受験されます。

東海大学医学部一般編入学試験に合格する為の準備
他の医学部編入学試験とは一線を画した試験形式となっているため、東海大学医学部一般編入学試験合格を勝ち取るには、中途半端な対策は避け、この試験に特化した準備が必要です。一次試験の「適性試験」「英語」で高得点をとることはもちろんですが、二次試験の「面接」にも十分な対策が必須です。

東海大学医学部一般編入学試験一次試験対策
一次試験は2016年5月29日(日)に行われます。
ここ数年の適性試験の傾向を見ますと、基礎的な数学力、パズルのような問題を解く分析力、医療・福祉・社会問題への知識、論理的思考力が必要な問題が出題されています。特に基礎的な数学力は重要です。60分という短い時間での解答が求められますので、分析力、論理的な思考力をつけ、さらに多くの形式の問題に素早く回答していける作業力が必要です。
一方の英語ですが、長文読解、文法語彙問題が出題されています。また、少しずつですが英文の量が増えてきていること、医学を学ぶ上での前提知識を問う問題(これまでは統計や生物学の内容)の比重が増してきていることから、こちらも90分という短い時間で問題量をこなせるだけのトレーニングが必要です。

東海大学医学部一般編入学試験二次試験対策
二次試験は6月11日(土)または6月12日(日)に行われます。
例年、定員の4倍程度まで絞られた上で実施されています。
試験は「面接」で、志望動機、将来展望、自身の医師への適性といった内容について詳しく問われます。
また、「面接」の中で、与えられた課題に対し即席でプレゼンテーションを行うことが求められるのも特徴になっています。
様々な角度から審査がなされますので、態度に一貫性を持たせ、与えられた話題を幅広く解釈する能力を高めておかねばなりません。

清光編入学院の東海大学医学部一般編入学試験対策について
清光編入学院では、東海大学医学部編入学試験が学士編入であった時期から受験対策特別講座を開講してきました。
これまで蓄積されてきたノウハウをもとに、個別指導による効率の良い方法を提供しています。特に、学生の方はもちろん、社会人等日頃からご多忙な方に是非ご活用いただきたいと思います。


東海大学医学部編入学試験対策についてのお問い合わせは
清光編入学院/東海大学医学部一般編入学試験対策講座係(編入予備校大阪・東京)
TEL 06-6363-5541 Email:info@seiko-lab.com
までお気軽にご相談ください。