歯学部6年生で退学という厳しい現実―卒業試験不合格 について

歯学部では、6年生まで進級していても卒業試験に合格できず、退学となってしまう学生がいます。

ご存知のとおり、医療系学部では卒業試験が国家試験前の重要な試験として位置づけられており、大学によっては非常に厳しい基準が設けられています。

そのため、
・単位は全て取得している
・6年生まで進級している
という状況でも、卒業試験の結果によって卒業できないという非常に残念なケースがあります。

歯学部のご相談の中でも
「卒業試験であと数点、点数が足りなかった」
「勉強はしていたが結果が出なかった」というケースは決して珍しくありません。

6年生まで進級しているため、ご本人もご家族も「まさか退学になるとは思っていなかった」という状況になることも多く、大きな衝撃となります。

歯学部では、勉強時間だけでなく勉強方法が結果に大きく影響することがあります。留年した段階で勉強方法を見直すことで、その後の学習が大きく変わるケースもあります。

歯学部での学習や進級について不安がある場合には、自分の勉強が本当に正しいのかを客観的に確認することも重要です。

例えば問題を解く際にも、「どうしてその答えになるのか」「なぜその選択肢を選び、他の選択肢を外したのか」といった点を意識して考えることが大切です。

もし考え方に誤りがあった場合には、それを早い段階で修正していく必要があります。

留年は、身体で言うと骨折をしてしまったようなものかもしれません。骨折をしたら病院に行き、治療を受けます。
骨折したのに治療をせず、そのまま同じ運動を続ければ、また同じ怪我をしてしまいます。

留年した場合には、骨折したときに病院に行くのと同じように、外部の機関に一時的にでも頼り、勉強方法や基礎学力の状況を見直すことが重要です。実際に、翌年も独学で同じ勉強方法を続けてしまい、同じ結果=留年=退学になってしまう学生も少なくありません。

歯学部での学習に不安を感じている場合には、一人で抱え込まず、大学の専門科目や医療系学部の学習の特徴を理解している第三者の視点から、自分の勉強方法を一度見直してみることも大切だと思います。それは決して甘えではなく、卒業までの順調な進級と、歯科医師という国家資格を手に入れるために重要なプロセスの一つだと思います。

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