海外の大学出身者へ:日本の医学部への編入について

海外の大学ご出身者の方の場合、出願資格に注意が必要となります。この記事では、医学部編入の出願資格について説明します。参考にして下さい。

清光編入学院では、海外の大学ご出身の方の編入学試験対策を実施しています。海外の大学での指導経験がある先生もおられますので、英語の授業や面談も可能です。海外の大学の在学生、ご出身者の方で、医歯薬獣医学部への編入を検討されておられる方は、清光編入学院にご相談下さい。

海外の大学から日本の国立大学医学部編入の出願資格について

医学部編入をはじめ編入試験は、出願資格が大学により異なっており、特に、外国の大学のご出身の方は、受験候補大学を絞り込む前に、出願資格があるかどうかについて、注意が必要です。
出願資格の有無については、募集要項記載の内容だけで判断するのではなく、必ず事前に大学に確認するようにしてください。大学によっては、期限を設けて事前相談を必須としている大学もあり、成績表などの書類を事前に提出するよう求められるケースもあります。

募集要項の主な記載内容を紹介します。

1.「外国において学校教育における16年の課程を修了した者及び修了見込みの者」のみ記載されている。
:北海道大学、弘前大学、浜松医科大学、大阪大学、神戸大学、島根大学、山口大学、香川大学、長崎大学、鹿児島大学など
⇨外国において3年制の大学におられる方は、出願資格がない可能性があります。

2.「外国において学校教育における16年の課程を修了した者(学校教育における15年の課程を修了し、学士の学位に相当する学位を取得したと大学において認めた者を含む。)及び修了見込みの者」
:東京医科歯科大学、旭川医科大学、秋田大学、金沢大学、富山大学、福井大学、名古屋大学など
⇨外国の3年制大学の方も出願が可能と思われます。

3.「大学(外国の4年制以上の大学を含む)を卒業した者」:滋賀医科大学など
⇨3年制の大学の場合は、出願資格がない可能性があります。

また、上記の他に、大分大学、筑波大学などは、日本の大学の学生であれば、2年以上在学し、62単位以上修得した者又は修得見込みの者であれば、医学部編入試験に出願が可能ですが、外国の大学の在学生の場合は、修了した者もしくは修了見込みの者と記載されており、最終学年にならないと出願できないこととなります。

海外の大学から日本の私立大学医学部編入について

例えば、私立大学の東海大学医学部にて実施されている特別入試「展学のすすめ(医学部特別入試)」については、出願資格は下記のように記載されています。外国の短期大学の方も対象となっています。

清光編入学院の医学部編入実施大学のページでは、全大学の編入学出願資格を全て記載していますので、参考にしてください。(ただし、厳密には大学に直接確認していただくことが重要ですので、受験したいと考えている大学には事前に問い合わせをお願いします。)清光では、受講生の方のご希望があれば、大学への問い合わせについてもサポートしています。

海外の大学から医学部へ

清光編入学院/海外留学生医療系学部編入講座

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