【特集】岡山大学歯学部編入試験 出題傾向と分析

岡山大学歯学部学士編入試験について

岡山大学歯学部学士編入学試験は、一次試験が書類選考(志望理由書作成)となっており、二次試験に小論文、集団討論、面接が実施されます。
一次試験の合格者は、毎年20名程度です。
2次試験で出題される小論文の出題傾向について解説します。

● 令和5年度(2023年度)●

(1)試験課題概要
歯科分野に限らず、医療全体の今後の流れや求められる役割の変化について述べられた日本語1500字程度の文章を読み、設問に日本語で答える。
文章を的確に把握し、要点を論ずる力、与えられたテーマに沿って、自身の考えを述べる、日本の医療全体のあり方について100字もしくは600字で答える設問となっている。

(2)出題傾向
幅広い社会問題に関する書籍及び論文からの出題

(3)必要な受験対策
日頃から書籍・論文を読み、様々な視点から自分の意見を書く訓練が必要。

(4)出題についての講評
医療全体の国際情勢及び社会問題について様々な角度で考察し、自分の考えを論理的にまとめる訓練が必要である。

● 令和4年度(2022年度)●

(1)試験課題概要
朝日新聞記事より出題。震災や、コロナ禍の問題点に触れ、それぞれの設問について200字から600字での解答が求められている。日本の状況や、社会貢献について自身の考えを述べる。

(2)出題傾向
その時代に即した社会問題について、新聞記事等を読み込んで考えさせる出題。

(3)必要な受験対策
常に社会でおこっている多岐にわたる問題について自分の考えを整理する。

(4)出題についての講評
自分の考えを様々な角度で捉え、幅広い視点や考え方を修得する必要がある。一般論に留まらず、自身の考えを常に書き留め繰り返し整理しながら、ブラッシュアップを図り、それらを論理的に述べる訓練が必要である。

● 令和3年度(2021年度)●

(1)試験課題概要

厚生労働省から公表された「保険医療2035提言書」の一部抜粋の文章読んで問いに答える。保険医療についての課題、変革、行動について、自身の考えを述べる。(20字から600字)

(2)出題傾向
医療系白書について幅広い考えを問う。

(3)必要な受験対策
新聞記事や論文以外に、医療系白書につても目を通し、現在何が日本の医療で問題になっているかを常に考える練習を行う。

(4)出題についての講評
想定される課題について、違った角度から常に小論文を複数書けるように準備を進めることが必要である。歯科分野だけではなく、医療全般を把握し、牽引する役割が求められていることを理解する。

岡山大学歯学部学士編入学試験対策について

清光編入学院では、国立大学歯学部が編入学生に求めている要素(臨床・研究・教育)を理解し、与えられた課題を的確に捉え、幅広い視野の元に論ずるための思考力、理解力を独自の授業内容を養成します。岡山大学では、集団討論も様々なテーマで実施されますので、日頃から問題意識を持って課題に取り組む姿勢が重要です。

清光編入学院では、岡山大学歯学部編入対策講座を個別講義にて開講しております。
歯学部編入試験受験対策の詳しい内容については、

清光編入学院/編入予備校 教務課までお尋ねください。

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