医学部進級補習授業報告(講義記録より)①

〈医学部進級対策 講義記録より〉発生学

発生学
下垂体の発生、菱脳域の神経分節を決めるHox遺伝子群
峡オーガナイザー制御
感覚器/目の発生

異なる場所に位置する組織が近づいて一体化するのは発生の一つの特徴です。遺伝子発現の効果は発現されたタンパクを受け取る側の問題でもあります。常に相互作用を意識しましょう。
感覚器の発生に入りました。まずは完成した構造を示し、そこに到達することを意識して説明を行っています。


〈医学部進級対策 講義記録より〉細胞生物学

脂質末端の結合、糖鎖の向き、膜貫通タンパク、赤血球の膜タンパク、膜タンパクの多様な機能、膜タンパクの固定、好中球の走化性、チャンネルとトランスポーター

普通「輸送体」は膜輸送体を意味していて、「チャンネル」も「トランスポーター」も含まれます。しかし別の記述では「輸送体」はトランスポーターとされ、チャンネルはそれとは別、とされることもあるようで、混乱します。小テストでは「輸送体とチャンネルの違いは何か」と聞いており、前者の立場に立てば「輸送体はトランスポーターとチャンネルのこと。」後者の立場では「輸送体は特定の物質を膜内外に運ぶものートランスポーターであり、チャンネルは開口して濃度勾配を用いて物質を通すもの」となります。このような混乱を避けるには、トランスポーターは「輸送体」よりも「担体」とする方が明確です。

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