医学部・歯学部・薬学部 合格者 入学前対策講座

医歯薬学部入学生の入学前対策の必要性について

医学部、歯学部、薬学部では、“同学年を2度留年すると除籍“ という厳しい制度を設けている大学がほとんどです。
進級の要件についても、5、6科目を落としても進級できる大学もございますが、1科目も落としてはいけない大学もあり、少しの基礎学力の差で、2度留年→退学となる方がおられます。

医療系学部入学後は、日々の授業に追われて、わからないところが出てきても立ち止まって確認ができません。 特に、推薦入試やAO入試、学士入試で合格した方は、理科系科目を集中的に勉強する訓練ができないまま、入学しますので、入学前の余裕のある時間を使って入学後に必要となる理科系科目、特に選択していない科目について学習していないと、入学後すぐに大学授業についていくことが困難となります。

医歯薬学部では、1年生から留年となる方も多く、こういった現状についてご存知ないまま入学しておられる方が多いのが現状です。

清光では、留年を防止するために、入学前対策を強く提案します。




● 医・歯・薬学部 入学前対策科目について

(1)生物学
医学部、歯学部、薬学部ともヒトを対象とした学部であるため、生物は必須科目です。特にヒトとの関連の深い「細胞の構造とはたらき」等の分野は、入学までに理解しておく必要があります。暗記中心で学習されてきた方は体系的に理解するよう勉強法の改善を行いましょう。大学では知識量が膨大になりますので、暗記では対応できません。生物の修得状況が今後の進級に大きく関わってきます。特に高校で生物を選択されていなかった方は、必ず入学までに予習しておきましょう。

(2)化学
薬学部の1~2年生のカリキュラムは化学の比重が大きいため、特に「理論化学」「有機化学」の基礎固めは必須です。大学の有機化学は高校とは全くの別物ですので、高校で学習する有機化合物の特徴を理解する事は、大学の授業を理解する上で助けになりますが、更に進んだ対策が重要です。

医学部、歯学部は薬学部ほどではありませんが、様々な薬品、薬剤を扱うため、いろいろな科目で化学的知識が要求されます。「理論化学」の様々な計算は修得しておきましょう。

(3)物理学
薬学部では、高校物理の「熱」分野をより専門的に扱うことになります。大学でも皆さん大変苦労されている分野です。医学部・歯学部でも「熱」「流体学」「電磁気学」「原子物理学」を1~2年生で履修することがあるため、その基礎となる高校物理の準備は必須です。
高校の範囲を復習した上で大学の専門領域の導入部分を予習しておくことで、大学の授業がスムーズに理解できるように準備しておきましょう。

(4)数学
医学部、歯学部では「医療統計」で、薬学部では「医療統計」「物理化学」などの授業で数学が必要となります。微分・積分、対数関数、統計などの基礎は入学前に修得しておきましょう。

清光では、医学部、歯学部、薬学部の合格者を対象に、上記の科目をオーダーメイドで組み合わせた入学前対策を5回〜10回等のご希望の回数で、オンライン個別講義にて実施しています。
大学から出されている合格者向けの課題についても対応しています。
入学後苦労しないために、できるだけ早く準備学習を開始しましょう。

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