薬学部進級補習授業報告(講義記録より)①

薬学部進級対策リクエストを募集しています。

薬学部生の皆様へ

真面目に勉強していてもどうしても理解できない、大学の授業がわからない、といった薬学部生の方のご意見をお聞きし、補習講座の開設を検討しています。大学の授業がわからない、といった方も、清光の専門家の先生の説明によりポイントや勉強の仕方がわかり、授業内容の理解がはかどります。
ご相談をお待ちしています。


《薬学部進級対策 講義記録より》 免疫学(大阪薬科大学 定期試験対策)

免疫学(第2版)化学同人 7章のT細胞

T細胞の役割、T細胞の発達と分化、胸腺内選択(正・負・無視択)までを終了。
胸腺内選択(正・負・無視択)は、必ず試験で出題されるので、詳しく、丁寧な理解を行なった。


《薬学部進級対策 講義記録より》 調剤学(就実大学薬学部 再試験対策)

試験範囲の「要点確認問題」(大学の教材)の点検

調剤学については、選択問題(正誤問題)以外では点数がとれているため、選択問題に限定して復習を実施。「要点確認問題」から類題が出題される為、試験範囲の問題をテスト形式で復習している。

医療薬事法規(再試験対策)
定期試験出題問題の復習

医療薬事法規については、論述問題で点数を落としている為、定期試験で出題された範囲の復習を実施。法律であるため、文章表現を厳しく採点されており、覚えた知識が曖昧なために多々減点された模様です(答案は未返却のため聞き取りによる推測)。空所補充問題の対策で法律を暗記しているが「語句」中心の暗記であるため、文章として暗記するように指導している。

使用教材:大学の授業プリント


《薬学部進級対策 講義記録より》CBT対策

模試の復習(化学領域)
※主に有機化学の領域

CBT模試の自己採点の結果、前回受験時より少し点数が下がっていた(正答率:約45%)ため、正答率の低かった分野の復習を実施。
問題自体のレベルは基礎レベルであるため、模試の問題を使って基礎の復習を重点的に行なっている。

使用教材:大学で先日受験したCBT模試


薬学部に、推薦入試、AO入試、編入学試験、社会人入試で入学された方へ

薬学部入学後、学校の授業についていけずに、再履修、留年を繰り返す人がいます。薬学部で必須となる化学、生物の基礎学力が欠如していることが原因です。清光では、入学前の基礎学力向上のための入学前講座、進級支援講座を実施してきました。小テスト不合格や、再履修となる前に、ご相談ください。


薬学部の方からのご相談が増えています。

薬学部在籍の方から、進級のための再試対策をお願いしたい、というご相談が増えております。

再試まで一ヶ月がない場合でも、集中講座としてカリキュラムを組み、対策を始めていただけるように準備して進めています。試験結果がまだ発表されていない場合でも、不安に思ってらっしゃる方は、お早めにご相談ください。


薬学部生の保護者の皆様へ

(1)薬剤師国家試験合格率が低調である要因

近年、薬剤師国家試験の新卒合格率が年々低下しており、第99回の合格率(全国平均)は60.8%、最も低い大学では22.0%でした。

 そのような状況の中で、大学としても国家試験の合格率を上げる為に、進級のハードルを上げ、質の高い学生を選抜する傾向にあります。

 「普段から勉強の習慣が身についていない」「学習方法がわからないため授業についていけない」といった学生諸氏に限って留年されるまで危機感を持たれない場合が多いです。また、1度留年されると、その原因を解決されない限り留年を繰り返すということも珍しいことではありません。

(2)薬学部での勉強につまずく前に

留年が決定された薬学部生のご両親からの相談をお伺いしますと、日頃から勉強をされる習慣がなく、定期試験直前に試験範囲の丸暗記を試みたが範囲が広くて間に合わない、授業内容を消化できていないことが留年された原因と考えられます。そのようなお子様の様子を見られた場合は、お気軽にご相談下さい。


薬学部進級補習対策を実施しました。

臨床化学の再試対策を実施しました。内容の理解はできておられるが、論述の表現でかなり苦戦されていたので、過去問を検証し、指定文字数とキーワードの使いかた、バランスの取り方、表現方法など細く指導しましたところ、納得のいく答案作成ができるようになり満足されていました。

この方のように、内容はなんとなく理解できるが、答案に書くとなるとうまく記述できない、といった方も散見されます。大学入試の時に、そういった訓練なく大学に合格された方が多いからだと考えられます。

清光は個別講義ですので、大学の授業の内容を受講生の方がしっかりと理解できるように説明し(インプット)、理解した内容を的確に表現できるよう(アウトプット)に訓練します。授業の内容の理解できていても、答案の記述ができないと理解しているとは言えません。留年の理由が実はこのアウトプットの能力にある場合もあります。

こういった方には、アウトプットの訓練に重点を置き、カリキュラムを作成しております。


《薬学部進級対策 講義記録より》CBT対策

物理系薬学:分析化学
化学系薬学:有機化学、生薬学

前回同様、模試での成績が悪かった分野を授業で復習。
「コアカリ重要ポイント集」を使っての暗記を頑張ってはいるが、問題に即した形で暗記ができていない状態。
まだまだ問題慣れしていない状態で、もっと問題をやりこむ必要がある。模試の過去問や「コアカリ」を今以上に繰り返し解くように指示しています。

使用教材:CBT模擬試験の問題・解説、コアカリ重点ポイント集(薬学ゼミナール)


《薬学部進級対策 講義記録より》

「脱離基による反応の選択性」
「脱離反応の立体選択性」
「シン脱離反応」
「アルケンの付加反応(シン/アンチ選択性)」
「ヒドロキシ基の保護」
「アミノ基の保護」
「カルボニル基の保護」
「カルボン酸基の保護」
「キラルな分子」
「光学活性」
「立体選択的反応」について、1つ1つの反応は理解できているが、実践では全部を総合して判断する必要があり、その域まではまだ理解が追いついていない。
実践的な練習を行うにあたり、それまでに土台となる知識を覚えるように指示。
「保護基」については、ほぼ丸暗記となるが、前回は1問も出題されていないため、優先順位は低めに設定。

使用教材:大学のプリント教材


《薬学部進級対策 講義記録より》

1H NMRの基本事項の復習
13C NMRの基本事項の復習
(データ解析以外の、過去問で出題されている知識問題の復習)

過去問題で扱われている正誤問題などの知識問題の復習を行なった。
大学で使用しているプリント教材に明記されていない問題も出題されており、その手の問題を中心に解説。
定期試験では毎年似た問題が出題されているので、考え方と答えを覚えておくように指示。

使用教材:大学のプリント教材、定期試験の過去問題

この記事をSNSでシェアする

同じ学部の記事