獣医学部進級補習授業報告② 定期試験対策(生化学・生理学・解剖学)

清光進級学院では、獣医学部生一人ひとりの理解度と大学のシラバスに完全準拠した個別講義を通じて、定期試験の確実な突破を支援しています。獣医学部の大学教授、大学教員が授業を担当しています。

今回は、低学年向けに実施した生化学・生理学・解剖学の定期試験対策の授業内容をご紹介します。大学のレジメを用いながら、丸暗記に頼らない「理解を土台にした記憶」の定着を目指した授業です。

授業概要

本講義では、大学配布のレジメを軸として、次の科目について試験前対策を実施しました。

  • 生化学:反芻動物の揮発性脂肪酸生成と糖新生(プロピオン酸の代謝)、カテコールアミンの生合成、代謝調節(満腹時・空腹時・飢餓時の比較)
  • 生化学B:水溶性ビタミン(B1・B2・B5・B6)と脂溶性ビタミンの違い・作用機序
  • 解剖学:動物種による解剖学的差異、類似語の比較・整理(国家試験形式への対応)
  • 生理学:インスリン・グルカゴンの分泌メカニズム(GLUT4・インスリン抵抗性)

💡 獣医学部生がつまづきやすいポイント

  • 化学反応式を暗記しようとしてしまう:生化学は反応式のオンパレードに見えるが、「何のための反応か」を理解すれば多くの反応は類推できる。
  • 選択問題・穴埋め問題が苦手:記述問題は自分の言葉で書けても、選択肢の微妙な違いを見抜けないケースがある。特に解剖学では動物種による差異が問われる。
  • 類似用語の混乱:解剖学や生化学では似たような用語が多数登場する。用語の「機能を含めた意味」とセットで整理することが重要。
  • 反芻動物特有の代謝が理解しにくい:プロピオン酸からの糖新生など、一般的な生化学教科書では扱わない獣医学部ならではの難所がある。

🗒️ 講師コメント(学習アドバイス)

生化学の習得に大切なのは、個々の反応を単独で暗記するのではなく、「代謝全体の流れ」の中で各反応を位置づけることです。

反芻動物の糖新生:セルロースから直接グルコースを代謝できないため、微生物による発酵を経て酢酸・酪酸・プロピオン酸に変換してから糖新生が起こります。解糖系の3カ所が不可逆なのでバイパスが生じるという細部は、大きな流れを理解した上で覚えると定着しやすくなります。

解剖学については、大学レジメのまとめを一枚に抜き出し、類似語を機能・解剖図と一緒に確認する方法が効果的です。脂溶性ビタミンは生理現象と込みで理解することで、単純な暗記よりはるかに記憶に定着します。

受講生の様子

受講生は試験前に苦手分野を自分で整理し、質問を積極的に持ち込む形で授業に臨んでいました。生化学では選択問題・穴埋め問題が苦手という傾向が明確で、選択肢の「微妙な違い」を見抜く訓練に重点を置きました。

生化学の前回試験では自分でノートをまとめることで知識が定着した経験があり、同様のアプローチを継続しています。清光の授業がこうした自立的な学習習慣を補完する形で、試験対策を効率的に進めることができています。

清光の指導方針

清光進級学院では、獣医学部の定期試験対策を大学シラバス・大学配布レジメへの完全準拠を基本として実施しています。「丸暗記でその場をしのぐ」のではなく、代謝・生理現象の「なぜそうなるのか」を理解し、その理解をもとに必要な知識を選んで暗記する学習法を指導します。これにより、CBTや国家試験まで使える知識として定着させることを目指します。

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