「進転知」 医学部退学者再出発支援・進路設計
元医学部生の進路設計&計画
その1:医療系(歯学部、薬学部)への編入学を目指す。
医学部での単位を活かして、歯学部や薬学部への(2年次〜4年次)編入が可能です。
編入年次は、2年次で実施されている大学が多いですが、3年次、4年次の編入を実施している大学もございます。高年次への編入は、退学された年次や取得単位数により、大学に個別に問い合わせをする必要があります。
清光編入学院では、大学への問い合わせにつきましても適宜サポートしますのでご相談下さい。
医療系に進まれる場合は、医学部での苦手科目の分析と克服が重要となります。単に編入学合格を目指すだけではなく、編入後、スムーズに進級、卒業していただけるよう、編入学合格後すぐに進級対策を実施し、卒業、国家試験合格まで万全のサポートを実施しています。
その2:まず学士を取得し、将来の選択肢を拡げる。
自主退学または放校などの事由により中途退学された学生は、その時点においては事実上、学歴としては「高卒」扱いとなります。
現時点において、将来の進路についてまだ明確に決定できない場合においても、まずは高卒の学歴を脱し、学士を取得し、将来の選択肢の幅を拡げることが目的となります。
既に医学部で取得した単位を利用し、国公私立上位校へ「三年次編入学」していただきます。
4年制大学への編入学進学で多い学科は、理学部生物学科・理学部化学科・理学部物理学科・農学部・理学部数学科、その他には、工学部、管理栄養士養成課程学科、心理学科等々となります。
共学では、神戸大学や筑波大学・千葉大学・北海道大学・九州大学・金沢大学・島根大学・琉球大学・大阪市立大学・大阪府立大学・首都大学東京・岡山大学・名古屋大学・徳島大学・京都工芸繊維大学など。女子大学では、奈良女子大学やお茶の水女子大学などに進学されています。
その3:学士編入後、大学院進学及び医、歯学部編入(国立)を目指す
無事に理系大学へ編入した後は、「学士号取得見込み」の立場となります。
その後の進路設計は大別して二つに分かれますが、「大学院」、もしくは医学部への再調整を試みる場合は、「医・歯学部編入」となります。
医学部編入を検討する場合、大学院の多くは、国立大学上位校が競争優位となるため、旧帝大レベルの大学院へ進学後のチャレンジが良いと考えられます。
大学院在学中に医学部学士編入を目指す方もおられます。
進学例
- 医学部退学 → 歯学部編入
- 医学部退学 → 薬学部編入
- 医学部除籍 → 理学部編入
- 医学部放校 → 理学部へ三年次編入 → 医学部編入浪人 → 医学部編入
- 医学部自主退学 → 理学部へ三年次編入 → 大学院進学 → 医学部編入
- 医学部退学 → 旧帝大理学部へ三年次編入
- 医学部退学 → 心理学科へ三年次編入 → 大学院進学
- 医学部退学 → 理学部へ三年次編入 → 国立大歯学部編入
- 医学部中途退学 → 工学部編入