獣医学部進級対策について

獣医学部留年、退学を防ぐために

獣医学部進級対策について

目次

獣医学部では、医学部や歯学部同様に、CBT試験が導入され、進級に困る方が増えてきました。

獣医学部を設置している大学は日本では数が少ないこともあり、獣医学部を有する大学は国公私立問わず各大学とも学力のばらつきが少なく、入学後は一定して高いレベルの学習が求められています。

進級補習対策を受講される獣医学部生の特徴は、主に以下の二つのパターンに分けられます。

  • (1) 獣医学部の勉強は、基礎からの積み上げが必須です。その基礎が不十分である場合。
  • (2) 生理学、獣医公衆衛生学など、病名や症状、感染経路をひたすら覚えなくてはならない知識が膨大にありますが、それを整理して吸収しきれない。

いずれにせよ、覚えることと学ぶことは多く、必修各科目試験で及第点を取らないと進級はできません。
単位を取得できないまま仮進級の形で進級できたとしても後の単位取得はもっと険しくなります。

清光学院では、単なる知識の詰め込みでなく、学習方法から抜本的に指導し直し、獣医学部で学ばれる方々の進級を支えています。

  • 大学入試の際、物理と化学を選択し、生物をほとんどやっていない。
  • 幼少期より本を読む習慣がついておらず、専門書を読んでもポイントを掴めない。
  • 推薦入試やAO入試で合格している。
  • 獣医学部での勉強の仕方がわからない。

ほとんどの獣医学部では、
同学年2度留年=即除籍(退学、放校)となります。
ご本人や、ご家族の念願叶っての獣医師となる夢を、道半ばで断念することのないよう、専門家のサポートを受けて留年を防止することが重要です。

清光では、獣医学部での勉強の仕方の指導にも重点を置いて、個別講義にて対策を実施しております。

獣医学部での進級要件は、大学により異なりますが、最も厳しい大学では、1科目不合格で留年。留年の年度は、合格した科目も含めて全科目再履修が必要となり、合格基準点が上がるので、合格が難しくなり、再度留年してしまうと、同学年二回目の留年で即除籍となる。(退学、放校となり、学歴も高卒に戻ります。)

獣医学部進級対策の特徴について

01授業は全て個別講義。大学シラバスに完全準拠して個別に対策を実施

全国の獣医学部授業内容に準拠して、個別講義にて対策を実施します。大学で使用している同じ教科書を用意し、大学でのプリント等についても確認し、在籍されている大学での単位取得を目標に、個別講義を実施します。

02教員は、医療系学部での指導経験のある元教授、現役の教員等を含む専門家

学生によって、大学授業の理解度や疑問点は様々です。
今更人に聞けないと臆する傾向にある方も大学授業での疑問点を、清光の個別授業で質問し、疑問点を解消しながら知識を深めることで、大学授業をより深く理解しながら、定期試験に臨むことが可能となります。

03獣医学生の基礎的学習姿勢の再構築

自立した勉強方法を修得するために、ノートの作り方や質問の仕方等々にも積極的に取り組んでおります。勉強方法を改善し、正しい勉強方法を身につけることで、これまで何度も留年を繰り返してきた方も、大学講義に余裕を持って着いていけるように導きます。

04アウトプットで理解度を確認

清光の進級対策授業では、大学授業のような一方通行の授業は行いません。受講生の方に積極的に発言や説明をしていただき、アウトプットを行うことで、知識を体系化し、全体の流れを意識した上で、本当に理解しているのかを常に確認しています。
大学授業において、ご自身では理解したと思っていたが、テストになると点数が取れない方は、「理解したつもり」が積み重なって知識が断片化しておられるケースがほとんどです。

獣医学部は、暗記すべき科目も多く、大体の学生は極端に丸暗記で試験を乗り切ろうとして、テストが終了した時点で忘れていき、CBTや進級試験を乗り切ることが難しくなリます。
清光では、知識の体系化、長期記憶の育成に重点を置いて対策を実施しています。

知のネットワーク構築暗記法とは

莫大な知識を楽に暗記できるよう知識と知識の関連性をつなぐ知のネットワーク構築を心がけ得点に直結する学習方法を提示し訓練させます。専門知識をテクニック中心で行うのではなく、専門家集団による専門科目の深い理解・洞察からくる「考え、理解し、整理し、体系化する」、そして詳しい専門知識を、この流れに押し込んだ全体像で把握し、長期記憶の形成の育成(知のネットワーク構築暗記法)を訓練しています。

獣医学部進級対策につきましては、現時点での対策ご希望の科目についてお知らせいただき、対応方法について検討させていただいた後、面談にご案内しております。

獣医学部進級対策 Q&A

受講前に面談はありますか?

受講開始前に面談を実施します。成績表を拝見し、単位を落とした科目の他に、低学年時に苦手意識があった科目がないかについても確認し、留年を防ぐためにどこに重点を置いて対策を実施すべきかについて検討し、方針を決定していきます。
他には、勉強は普段どのように実施しているか、テスト対策はどういう勉強をしているか、など、普段の勉強方法についてもお聞きし、改善すべき点をアドバイスします。考え方や思考の癖などを把握した上で、必要な対策を提案します。

どの科目を何回くらい受講したら良いでしょうか?

苦手科目が多い場合は、受講申込後の初回授業を学力見極め点検授業と位置付けて、まずは一回授業を実施し、現在の学力や理解力を確認した上で今後の回数や受講頻度について提案しています。

初回授業について

獣医学部CBT試験が心配です。対策できますか?

可能です。個別講義にて対策を実施しますので、ご自身の弱い分野を重点的に行うなど、オーダーメイドで対策を実施します。

どのような教材を使って対策を実施しますか?

大学での単位取得が最も重要だと考えていますので、基本的には大学で配布されているプリントや教材を使用します。大学の教材だけでは、わかりにくい場合は、補助的に資料や解説を示すようにしています。単に定期試験対策としての利用ではなく、後々のCBTや国試対策でも使えるように資料を選定しています。

大学授業は自分では理解していると思うのですが、定期試験の点数に結びつきません。どうしたら良いでしょうか。

なんとなく理解している方の大半は、知識が断片化しているため、流れや全体像を把握しておられません。知識が体系化されておらず、フワフワと頭の中を浮遊しているような状態です。知識を整理するために、重要なことは、「受け身ではない、自分自身の勉強法を確立すること」です。清光では、自分のノート作りを指導し、ノート作りを通して断片化した知識を体系化し、後々は自立して勉強できるようになっていただくことを目標としています。

教員には、大学院生が混ざっていますか?

教員は全て、大学での指導経験のある、元教授や現役の教員等専門家です。研究者として一線で活躍している教員も多数おられますので、重要なポイントを理解し、対策を実施しております。

複数の科目の単位を落としています。全科目を受講する必要がありますか。

受講前に、成績表に基づいて、面談を行い、対策の方針を決定します。面談時の聞き取りや、質疑応答の様子から、どの分野に力を入れて対策を実施すべきか、教員間で検討します。
少しのサポートで合格可能な科目については、例えば月一回だけスポットで講義を実施するもしくは、他科目と一緒に対策を実施するなど、学力バランスやご希望を考慮して、授業回数やスケジュールを調整します。

(保護者の方から)自分達の頃は、留年する人はほとんどいなかった。子供の留年が理解できない。留年しているのは、勉強をしていないからではないか。

留年する方は、全員と言って良いほど、真面目に勉強しておられます。ただ、丸暗記を繰り返してしまったために、勉強が破綻している可能性があります。以前と違って、修得しないといけない事項が多く、全てを暗記ではこなせない量になっております。留年された方は精神的に挫折感を感じて、不安に思っておられる方が多いです。その点を十分ご理解いただき、留年になった場合のご家族のサポートを是非お願い致します。

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