君 雅水さん

  • 新潟大学歯学部 現在三回生

新潟大学歯学部に編入学して、あっという間に一月が経ちました。本当に毎日密度が濃くて、24時間がこんなに短かったのかとびっくりしてしまうほどです。さっそく解剖実習もスタートし、新潟大学の熱心な教授達に指導していただいておりますので、帰宅が11時頃になることもあります。
試問も実施され、私たち編入生も容赦なくビシビシ指導していただいております。大変ではありますが、編入以外の3年生の方とも協力して実習に臨むので、交流を深めることができ、とても楽しく受けております。

また、歯学部編入してすぐに、以前の大学等で取得した単位が歯学部で必要な単位とマッチしている場合は、教授会で協議の上、認定すると言われました。
衛生士専門学校での成績も、時間数を単位に換算していくつか認めてもらうことができ、柔軟に対処してもらえたのでとても助かりました。それからこれは後からわかったことですが、放送大学での単位は、ペーパー試験で取得したものは認められていましたが、面接授業といって週末大学に通って取得した単位は認められていませんでした。なので今後、私のように自然科学系の単位を放送大学で取得しようと考えている方は、ペーパーでの試験単位を取得したほうが安全だと思います。これは他大学はどのように判定されているのかはわかりませんが、新潟大学歯学部ではそのようです。

歯学部編入生の縦のつながりもあり、とても助かっています。早速3,4,5年の編入生第一回懇親会も開催され、いろいろな情報を得ることができ、とてもよくしていただいています。私たち3年生も、来年度入ってくる編入生を支えていけるように頑張ろうねと話しております。

一月、講義を受けた私の感想ですが一番驚かされたのは新潟大歯学部の学生さんたちが、皆とても真面目で出席率もよく、提出物も期限を守り、授業も集中して受けています。そして学年皆が協力して学ぶ体制ができあがっています。例えば前回の解剖の試問も終了した次の日には、代表者が皆の受けた質問を取りまとめて清書しコピーして配って筆記試験の備えを準備したりと、自然にそのようなことがなされています。私もこの中にいさせてもらうと何だか心があらわれるようです。社会経験をいかして、現役の学生さんたちに刺激を・・・・などと編入学前に考えていたことが恥ずかしいくらい、本当にこちらが学ばせてもらっています。大学の研究ゼミ等では、医学部・歯学部へ編入を勧めるところもあるようですが、そういった大学の後押しが私には全くなかった代わりに清光で後押ししてもらったのだなぁと改めて思います。私個人としては新潟大歯学部はとてもお薦めです。もし清光の卒業生の方がいらしたら、とても嬉しく思います。